大ヒットシリーズ第5弾! 尼崎の藤波組では二代目の急死により霊代の加奈江が事実上の統(tǒng)率をしていた。加奈江には妹の頼子と、雅美、直也という二人の子供がいた。頼子の夫は現(xiàn)在拘留中の若頭?松岡、雅美の夫?宗田は本部長、そして直也は最近組を興し藤竜會の會長になっていた。松岡が出所となり、加奈江は三代目に松岡を立て、二代目霊代からひこうとしていたが、その矢先に松岡は射殺されてしまう。それによって藤波組は大きく揺れ動く。加奈江は三代目候補に宗田を選んだ。それを知った直也は、この機會を逃すまいと緊急幹部會席上で、宗田を押す幹部を相手取り三代目に立候補した。そんな血気さかんな直也も女子大生の葉子と會っているときだけは気持ちが安らいだが、直也が極道であることを気付かれ、突然の破局を迎えてしまう。落ち込んだ直也は、それを晴らすかのように藤竜會會長としての貫録をつけ、藤波...